【ネタバレなし】「劇場版SAO オーディナル・スケール」の感想・視聴にあたっての準備とか

劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』、率直に言って面白かったです。直接的なネタバレには注意しつつ、感想や見る前に触れたほうが良いメディア等について書いていこうと思います。

感想は後回しでまず視聴に当たっての準備について。

 

 

映画を見に行く前に

1.アニメは見るべき

お決まりの「アニメは未視聴(原作未読も含む)でも楽しめるのか?」という問いに答えるのであれば、アインクラッド編」の概要をなんとなく知っていれば楽しめないことはないと思います。(SAOっていうMMORPGでデスゲーム2年間やってました くらい)

とはいえ、本編に登場した主要キャラクターの多くが登場することや、前述したTVアニメの劇伴のアレンジ、ラストバトルのアレ(既に見た人は分かって頂けますよね)を考えると、やはり1期,2期共に視聴を終えてから劇場へ足を運ぶのが良いでしょう。特にラストバトルのアレに関しては、アニメを見ていれば鳥肌必至のシーンです。

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2.サントラを聴くと尚良し

これは1と違い必ずというわけではありませんが、TVアニメ盤のサントラを聴いてから映画を見ると劇伴で最高に熱くなれます。

特に、swordland(SAOのメインテーマ?)とluminous sword(キリトの戦闘BGM)の2つは必聴と言っても過言ではありません(過言)(矛盾)。分かる人には劇場版のBGM、"She" has a luminous sword の曲名だけで激アツというものでしょう。ラストバトルにて流れるlet's join swordsは映像に合わせた作りになっており、文句なしに本作最大の見せ場を盛り上げています。僕は鳥肌が収まりませんでした。

 

感想 

早々に視聴を終えた組からは絶賛の声が上がっ ていたものの、僕自信がアニメ放送時は原作組ということから出来栄えにやや納得していなかった節もあり、さほど期待は大きくありませんでした。しかし、結果から言えば映画は非常に満足できるクオリティで、見に来てよかったと思うに十分なものでした。無論、熱心に原作を読んでいた当時に比べて寛容になったというのもあるでしょうが。

映像面で言えば、TVアニメの比ではない程ヌルヌルと動くのに崩れない作画からは予算の潤沢さを感じました(笑) 特にラストバトルの超速戦闘は凄かったですね。バトルもののアニメ映画はBORUTO以来でしたが、このシーンだけでも一見の価値があります。

音について触れると、梶浦由記による壮大な劇伴、神田沙也加の歌う挿入歌が素晴らしいのは勿論のこと、映画館の音響で聴く重厚なSEは臨場感が違います。

もう少しオタクらしい内容を書くとします。

結城明日奈マジ正妻

アスナのメインヒロインっぷりは、本編においても他のヒロインの追随を許さないものがありますが、今作においてはそれが一層増しているように思えました。

所謂MORE DEBAN組、そして僕が勝手に準メインヒロインだと決め込んでいるシノンの見せ場も用意されており、シノンスキーの僕は狂喜乱舞していましたが、アスナの扱いは文字通り別格と言って良いでしょう。

 

以下感想というほどじゃないけどちょっと思ったこと

・ラストバトルのステージのチョイスが良い。ずっとどんな場所か気になっていたので。

・シュールな笑いを取ってくる箇所がずるい(自販機殴りつけてから「何か飲むか?」は流石に笑った)

・本編に登場するメディキュポイドにはARへの機能拡張も示唆されていましたが、今作のメインガジェットであるオーグマーとメディキュポイドは無関係…?

 

 

今年の初夏には魔法科高校の劣等生の劇場版も公開されますが、アニプレが勝負に来てるな~と思いました(小並感)

トリニティセブンは…本編の内容全く覚えてないからいいや。

 

以上。

 

 

 

 

 

「ひぐらしのなく頃に 暦」に参加しました

先週末、ソラマチで開催されていたTVアニメ「ひぐらしのなく頃に」10周年を記念したイベント、「ひぐらしのなく頃に 暦」に参加してきました。

www.higurashi10th.com

 

この作品とは僕が中学2年生の時に友人から勧められて出会い、自分が記憶している中では最も深くハマった作品だと思います。最初に講談社BOXから出版されていた小説を買ってドハマりして、アニメ、漫画、ゲームへと手を出していきました。僕が「寒村」「ホラー」「地域伝承」といった言葉に心躍る様になったのはこの作品の影響です。

さて、ひぐらしにハマった経緯はこの辺にして、イベントのレポートを。

 

入口前にはキャラクターや「綿流し祭」の文字が書かれたのぼり旗。

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本当に古手神社の綿流し祭に来たような気がします(?)

 

中に入ると最初は物販のミストグラフに使われた画像が展示されていました。

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(写真を撮ったのはこの2枚だけでしたが物販のと同じものが貼られていました。)
1枚目は忘れてしまいましたが、2枚目はたしか「解」のキービジュアルですよね。

それと、ミストグラフというものがわからなかったので調べてみたところ 

リトグラフエッチングなどの版画工房を有する岡村印刷工業が1998年頃から制作・販売している美術作品向けのデジタル印刷の一種。[1]

コンピュータで画像処理したデータを元に、顔料系特殊インクを霧(ミスト)のように吹き付けることで、幅広い諧調を表現する。 版画用紙や和紙のような風合いを持ったオリジナル用紙を開発したり、作品によっては手作業による仕上げを施される。[2]

絵画や写真の複製、ファインアート制作物、小部数向けの広告などに用いられている。

-Wikipedia「ミストグラフ」の項より

 

とありました。
「霧状にインクを吹き付けることでめっちゃ色鮮やかな印刷ができるよ」ってことでしょうか(偏差値3)。
それと、人づてに聞いた話ですが、ミストグラフを買うなら暗い色調のものを選ぶと良いそうです。
何故かはよくわかりません。

 

通路を進み、入場特典の色紙を受け取った先には雛見沢分校の教室を再現した空間が。

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机脇には赤いランドセルや圭一、魅音、レナのそれぞれが持っているのと同じカバンがかけられていて運営側の細かな作品愛を感じました。

そして教室後ろには各キャラクターのロッカーを再現したものが。

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魅音のロッカーです。謎の発光、無造作に放り投げられたゲームの数々。
SKULL KINGというゲームは初めて見ました。洋ゲーでしょうか。

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こちらはレナ。この重箱の中身はもしかして…。
日本史や現代文のテキストを見るとレナは文系ですかね(安直)

 

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圭一のロッカー。目を引くのは罰ゲームで着せられた白鳥の履物。
そして黄チャートに「基礎英○○精巧」シリーズと、大学受験を経験した方なら少し懐かしくなる教材です。

 

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こちらは沙都子。小学生向けの教材、用途の多そうなロープに爆竹。
トラップマスターの沙都子のロッカーなら、まさにこんな感じになっていそうですね。

 

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羽入のロッカー。シュークリームが好物とはいえ流石にこれは…
神様でも食あたりってするんでしょうか?

 

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そして梨花。わかりにくいですが上段にあるのはコチュジャンです。
恥ずかしながら辛いモノ好きの設定を忘れており、最初は首を傾げてしまいました。
劇中でキムチを食べる描写ならありましたが、コチュジャン常備とは恐るべし。

 

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最後に悟志のロッカー。このバットを見ただけでこみ上げてくるものがあります…
グリップの底に名前が入っているか確認し忘れたのは不覚でした。
ただ1つ言うなら、悟志のバットってグリップテープは黒だった気がするんですよね。

 

また、会場では一連のストーリーが用意されており、各ブースに応じてキャラクターの声が聞こえていました。ここでは部活勝負が行われていて、お題は「誰が最も綿流し祭を盛り上げられるか」とのこと。

 

2番目の部屋へ進むと雰囲気が一変。

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勝負に勝つために過去のカケラを巡る梨花と羽入の目線だったはず(うろ覚え)

雛見沢症候群L5を発症した彼らの狂気が上手く表現されており、「圭一の犯行」や「嘘だッ!!」の特大パネルを見ていると最初に鬼隠し編を読んだ時の背筋が凍る感覚が蘇ってくるようでした。

特にグッときたのはこれ

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目明し編にて詩音が足を滑らせ落下するシーンの彼女の心中が書き出されたパネル、
そして綿流し編の惨劇を生む発端となったゲーム大会の景品(人形)。
ここにいる時は頭のなかでyouが流れだして目頭が熱くなりました。

 

続く3番目のコーナー

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34号文書、鷹野さんが祖父から受け継いだ論文、雛見沢症候群に関するレポート等、さながら資料館のようですね。


余談ですが、鷹野さんが幼少期(田代姓だった頃)にいた孤児院の描写はアニメではかなりマイルドになっていた記憶があります。これに関しては漫画がダントツでインパクトが有り、鈴羅木かりんさんの迫力あるグロテスク・ホラーが見ることができます。ひぐらしシリーズの漫画は各章によって描かれている方が異なりますが、僕は鬼隠し編罪滅し編祭囃し編を担当された彼女の絵が最も好きでした。ひぐらしの漫画はアニメでカットされたシーンが残っていたり、アニメではできなかったひぐらしを象徴するグロ、ホラー描写がなされているのでアニメしか見ていないという方にはぜひ触れてほしい媒体です。

 

4番目のコーナーはキャラクターが綿流し祭に模擬店を出している様子。

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キャラクターの個性が色濃く出ている模擬店ですが、Kwithソウルブラザーズの「ぶるまつり」の営業停止処分は秒読みといったところ(部活の勝負では最下位になるものの圭一の機転で逆転)
レナの模擬店にはカー○ル・サンダースもとい「ケンタ君人形」、忘れられていそうなネタだなぁと思いニヤリとしてしまいました。

梨花ちゃんは演舞の準備があって模擬店は難しいためか

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お賽銭箱の前に佇んでいました。かわいい。

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お賽銭は入れられない様子、悲しい。
投げ込もうとすれば羽入に弾かれそうな雰囲気です。

 

そして5番目

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腸流し、ではなく綿流しの様子を再現したコーナー。
会場は撮影OKでしたが録音録画は禁止だったため、残せていませんがここであの「you」がBGMとして流されているんですよ…

はっきり言ってめちゃくちゃエモかったです。

コメントを書いてスクリーンに流すことができるようだったので早速書きました。

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書きたいことは滅茶苦茶あったはずなんですが、思うように言葉が出なくて慣れたオタク語録が出てしまいました(辛い)。

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作中の綿流しのようにここにいるだけで穢れが流されていくような、センチメンタルな気分になってきます。

ちなみに一緒に参加した人間の書いたものがこちら

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…オタクってやっぱり言語障害持ちなんですね(「ひぐらしisモレ」って何)

このコーナーの放送ではキャラクターが集結していて、「みんなに会えてよかった」「この季節になったら少しでも『ひぐらしのなく頃に』を思い出してくれたら嬉しい」などと言うので完全に泣きそうになってしまいました。

 

そして最後は竜騎士07先生の原画展示(撮影禁止でした)
なんというか、やはり凄まじい絵だと思います。

原画の横にはこんなものが

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覚えていますか、部活でやった「犯人当てゲーム」です。
なんでこんなものの実物がと思いましたが、どうも昔コミケで販売したそうです。

 

この奥は物販コーナーとなっており、「ひぐらしのなく頃に 暦」の展示は終了となっていました。
色々と買いたかったのですが、金銭的余裕がなく、10周年記念の書下ろしイラストファイルのみ購入。
面白かったのは鬼隠し編で圭一が残した遺書のメモ帳ですね。あの文が書かれているせいでメモを書けるところが用紙の半分しかないです。

それと、物販情報では明かされていなかった抱き枕カバーに描かれていたのは
部活の勝負で負けたレナと梨花ちゃんでした(いつもの)。

画像を貼るのが憚られるくらいには公式であることを疑う過激なイラストでした。
時代が時代なら掲示するのが規制されてそうです。
ぜひイベントの公式Twitterアカウントからご覧になってください。

 

会場を出るとのぼり旗のイラストが変わっており、皆がダークサイドに落ちていました。

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詩音と魅音が入れ替わっているのがしっかりしているなと思ったところです。

このイベント全体を通して感じたことですが「アニメ10周年記念イベント」と題していながらも、アニメを適当に1度見たくらいでは覚えていない、分からないような、言ってしまえばコアなファンをニヤリとさせてくれるような演出が随所に見られて満足度が非常に高かったです。僕が参加したのは最終日のラスト1時間でしたが、展示イベントという形にもかかわらず多くの人が参加しており、長く愛されている作品だということを感じました。

 

余談ですが、作中に登場する綿流し祭が行われるのは「6月の第3か第4日曜日」という設定になっています。今年なら18日ですね。またひぐらしのアニメを見返したいところです。

 

これを読んだあなた。どうか「ひぐらしのなく頃に」を思い返してください。
それだけが、私の望みです。